縄文のビーナスの研究その②
2013年07月12日
神戸縄文土器クラブです。
今日は前回の続き、「縄文のビーナス」についての研究です。前回のブログで予告しました通り、「耳飾り」にクローズアップします。
縄文のビーナスにも今で言う「ピアス穴」が開いているというお話から、全国各地の出土品を調べた結果、群馬県は桐生市にある「千網谷戸遺跡」から縄文時代の装飾品が数多く出土している事が分かりました。


【千網谷戸遺跡】群馬県桐生市
千網谷戸遺跡は、桐生市の西北部にあたる川内町3丁目にある。渡良瀬川とその支流である山田川の合流する河岸段丘上にあたる。 遺跡の存在は戦前から知られており、昭和21年から現在に至るまで、断続的に発掘調査が実施されている。故薗田芳雄によって「千網式土器」が提唱され、縄文時代晩期の標識遺跡として広く知られるようになった。

かつての遺跡地は桑畑であったが、現在ではその大半が宅地化されている。これまでの発掘調査において縄文時代のほか弥生時代、平安時代の住居跡のほか、配石遺構、石棺墓群などの特殊な遺構が発見され、それらにともなって豊富な遺物が出土している。縄文時代晩期の遺物は豊富で、土器、石器をはじめ土偶、土版、岩版、装身具類など多様なものが発見されている。 なかでも、縄文時代晩期の第1号住居跡と第4号住居跡の出土品は質量ともにまとまりがあり、また発見例も少なく、縄文時代晩期の生活様相を復元する上できわめて学術的価値がきわめて高いとされ、一括して重要文化財に指定された。
(※桐生市ホームページより引用)
これらの「耳飾り」も復元制作する予定です。ご期待下さい!
今日は前回の続き、「縄文のビーナス」についての研究です。前回のブログで予告しました通り、「耳飾り」にクローズアップします。
縄文のビーナスにも今で言う「ピアス穴」が開いているというお話から、全国各地の出土品を調べた結果、群馬県は桐生市にある「千網谷戸遺跡」から縄文時代の装飾品が数多く出土している事が分かりました。


【千網谷戸遺跡】群馬県桐生市
千網谷戸遺跡は、桐生市の西北部にあたる川内町3丁目にある。渡良瀬川とその支流である山田川の合流する河岸段丘上にあたる。 遺跡の存在は戦前から知られており、昭和21年から現在に至るまで、断続的に発掘調査が実施されている。故薗田芳雄によって「千網式土器」が提唱され、縄文時代晩期の標識遺跡として広く知られるようになった。

かつての遺跡地は桑畑であったが、現在ではその大半が宅地化されている。これまでの発掘調査において縄文時代のほか弥生時代、平安時代の住居跡のほか、配石遺構、石棺墓群などの特殊な遺構が発見され、それらにともなって豊富な遺物が出土している。縄文時代晩期の遺物は豊富で、土器、石器をはじめ土偶、土版、岩版、装身具類など多様なものが発見されている。 なかでも、縄文時代晩期の第1号住居跡と第4号住居跡の出土品は質量ともにまとまりがあり、また発見例も少なく、縄文時代晩期の生活様相を復元する上できわめて学術的価値がきわめて高いとされ、一括して重要文化財に指定された。
(※桐生市ホームページより引用)
これらの「耳飾り」も復元制作する予定です。ご期待下さい!
Posted by 神戸縄文土器クラブ at 20:45│Comments(0)
│縄文土器の研究
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