神戸縄文土器クラブ

神戸縄文土器クラブです。
　前回は制作中の土器とともにご案内しましたが、今回は私の好きな火焔土器も出土している東北の有名遺跡の一つ『長者ヶ原遺跡』を御紹介します。


【長者ヶ原遺跡】（新潟県糸魚川市）
　ヒスイで有名な姫川河口より、3km･標高90mにある縄文時代早期から後期に渡って営まれてきた遺跡である。その中央に広がる縄文時代中期（5,000～3,500年前）の大きな集落跡は、ヒスイの玉や蛇紋岩 （じゃもんがん）の石斧の生産・交易拠点としても知られており、その遺跡に長者ケ原考古館が設置された。特に、ヒスイはアジアでミャンマー及び糸魚川でしか産出されないので、歴史を科学的に考証するには意義のあり、ヒスイの勾玉の生産の様子を展示している。姫川でヒスイを支配していたと古事記等で伝わる沼河比売（ぬなかわひめ、奴奈川姫）の銅像や奴奈川の村の遺跡も展示されている。（wikipedia）

（新潟県生涯学習情報提供システム）
　長者ヶ原遺跡の代表的な土器。約5,000年前から3,500年前頃に使われたもの。どれも華やかな文様で飾られたものが多い。糸魚川付近にはヒスイや蛇紋岩を加工する村があった。

是非訪れたい遺跡だ。

【長者ヶ原考古館】
新潟県糸魚川市 大字一ノ宮1383

交通アクセス JR糸魚川駅から車で10分
北陸自動車道 糸魚川ICから車で10分