縄文人が渡米!?

2013年12月06日

神戸縄文土器クラブです。
先日TBS系列で放送された、縄文人に関する衝撃的な事実!皆さんご覧になられましたか?

ちょっとびっくりしたので今日はその内容を皆さんにご紹介します。

【世界ふしぎ発見!】

第1298回
アメリカに渡った縄文人!

主人公は日本の先住民だった縄文人。素朴で原始的な暮らしをしていたというイメージを覆すような驚くべき事実が明らかになってきたというのです。

1996年にアメリカはワシントン州で発見された「ケネウイックマン」と呼ばれるネイティブアメリカンとは違った人骨が発掘されました。身長は約170~175センチほど、年齢は40~55歳と推定され、約9500年前の人骨だという事がその後の調査で判明しました。
縄文人が渡米!?
しかも、なんとその「ケネウイックマン」の骨は日本の縄文人やアイヌ民族、ポリネシア人の祖先の骨格に近いという驚きの鑑定の結果が出ました。その骨は現在ワシントン大学のバーグ博物館に保全されているそうです。日本ではあまり話題にならなかったニュースですが、全米では当時騒然の出来事だったそうで、どうやって太平洋を渡ったのか?移動手段は?船?飛行機?など様々な憶測が飛び交い全米を揺るがしたそうです。

さらにアメリカ大陸に残されている縄文人の形跡はそれだけではないのです。
メキシコやエクアドル、いわゆる中南米にも縄文人が渡った可能性のある証拠が見つかりました。
縄文人が渡米!?
エクアドルのバルディビアと言う漁村で日本の縄文土器の影響を受けたのではないかと思われる「バルディビア土器」が出土しました。幾何学的な模様や表面を埋め付くほどの文様は縄文土器をイメージさせるものが多く、九州は宮崎出土の縄文土器(跡江貝塚遺跡)の文様と一致したそうです。

驚くべきは、「バルディビアのビーナス」と呼ばれる高さ5センチほどの土偶が1960年に出土し、約3500年前のものと判明、日本の「西ノ前遺跡」出土の「縄文の女神」の影響を少なからず受けているだろうとされています。





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