唐三彩鳳首瓶(とうさんさいほうしゅへい)

2013年09月20日

神戸縄文土器クラブです。
先日もお知らせしましたが、現在陶芸教室がお休みのため縄文土器の製作は一時休止しています。今日は以前にその教室で制作した縄文土器以外の陶器をご紹介したいと思います。
唐三彩鳳首瓶(とうさんさいほうしゅへい)
 中国は唐の時代に作られた「唐三彩鳳首瓶」です。古書店で見つけた本の中から制作意欲をそそられ、約一カ月程の制作期間を経て完成しました。白色の釉薬にしたのは焼きあがりの感じが白色が似合うと直感で思ったためです。敢えて色は入れませんでした…というか私では三彩にはとてもできないと思います…。制作のお手本にしたのは下の写真の唐三彩ではありません。一口に唐三彩といっても色々な種類があるため、同じ画像を見つけられませんでした。あしからず。





【唐三彩鳳首瓶】(とうさんさいほうしゅへい)
唐三彩鳳首瓶(とうさんさいほうしゅへい)高35.6cm 口径8.7x5.8cm 胴径16.8cm
 唐三彩は副葬品として墓中深く埋められ後世の人々の目に触れることなく、1200年近くが経過しました。1900年代に入り、初めて発掘されその造形そして白・緑・褐・藍彩のエキゾチックな素晴らしさに、最初、欧米の人々が驚嘆の声をあげました。この器形はシルクロードを経て、長安・洛陽にもたらされたペルシアの銀の水注がモデルになり、抜群の技量を有する陶工が、中国古来の鳳凰文などを飾って形作り、そこに鮮やかに発色する鉛を溶媒とする釉薬を流し掛けたものです。


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Posted by 神戸縄文土器クラブ at 20:41│Comments(0)過去の作品
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