馬高・三十稲場遺跡」出土の土器完成です!
2014年02月28日
神戸縄文土器クラブです。
先日のブログで制作経過報告しました、「馬高・三十稲場遺跡」出土の土器が本焼きを終え、完成しました。

次回制作の土器のご紹介は後日と言うことで…。
<今日の縄文ニュース>
手作り土器から見える縄文文化
同好会メンバーが145点 加曽利貝塚博物館で作品展
千葉市若葉区の加曽利貝塚博物館で「縄文土器作品展 中期の土器をつくる」が開かれている。同館で活動する加曽利貝塚土器づくり同好会のメンバーが手作りした縄文土器145点を展示。縄文時代に作られた東日本各地の土器を忠実に再現した労作が並び、縄文人の優れた技術と文化を垣間見ることができる。
同展は1978年から継続して行われてきた。36回目となる今回は、縄文中期に絞り、メンバー約50人が1年間かけて制作した。縄文中期は燃え上がった炎のような形の火炎(火焔)土器など、華麗な装飾が特徴的な土器が数多く作られた時代。同貝塚での発掘から命名された「加曽利E式」もこの時代にあたる。

展示されている作品のモデルは加曽利貝塚など県内に加え、東北、新潟、長野、東・北関東の遺跡で出土した土器、土偶。メンバーは各地の資料館、博物館などを訪れ、復元された出土品を採寸、撮影し、設計図を製作し、それを基に粘土で型を作って焼く。時には仕上げた作品を持って再訪し、当地の専門家に見てもらい、作り直すこともあった。
焼きは屋外に炭を並べた野焼き。何年も制作を続け、本物と比べていく中で、縄文人が実際に行っていたのとほぼ同じ工法になっているはずだという。並べられた作品を見ると、縄文人の文化の高さが伺えるとともに、当時から活発な地域交流が行われていたことが分かる。また出土品がバラバラになった部位をつないで修復しているのに対し、作品は完成品のため、土器の魅力がより分かりやすい。

作品展は28日まで同博物館(月曜と11日休館)で行われ、3月17日から30日まで、中央区の市生涯学習センターに会場を移して開催する。いずれも無料(博物館の常設展示観覧は大人60円、小中学生30円)。
※千葉日報より抜粋
先日のブログで制作経過報告しました、「馬高・三十稲場遺跡」出土の土器が本焼きを終え、完成しました。

次回制作の土器のご紹介は後日と言うことで…。
<今日の縄文ニュース>
手作り土器から見える縄文文化
同好会メンバーが145点 加曽利貝塚博物館で作品展
千葉市若葉区の加曽利貝塚博物館で「縄文土器作品展 中期の土器をつくる」が開かれている。同館で活動する加曽利貝塚土器づくり同好会のメンバーが手作りした縄文土器145点を展示。縄文時代に作られた東日本各地の土器を忠実に再現した労作が並び、縄文人の優れた技術と文化を垣間見ることができる。
同展は1978年から継続して行われてきた。36回目となる今回は、縄文中期に絞り、メンバー約50人が1年間かけて制作した。縄文中期は燃え上がった炎のような形の火炎(火焔)土器など、華麗な装飾が特徴的な土器が数多く作られた時代。同貝塚での発掘から命名された「加曽利E式」もこの時代にあたる。

展示されている作品のモデルは加曽利貝塚など県内に加え、東北、新潟、長野、東・北関東の遺跡で出土した土器、土偶。メンバーは各地の資料館、博物館などを訪れ、復元された出土品を採寸、撮影し、設計図を製作し、それを基に粘土で型を作って焼く。時には仕上げた作品を持って再訪し、当地の専門家に見てもらい、作り直すこともあった。
焼きは屋外に炭を並べた野焼き。何年も制作を続け、本物と比べていく中で、縄文人が実際に行っていたのとほぼ同じ工法になっているはずだという。並べられた作品を見ると、縄文人の文化の高さが伺えるとともに、当時から活発な地域交流が行われていたことが分かる。また出土品がバラバラになった部位をつないで修復しているのに対し、作品は完成品のため、土器の魅力がより分かりやすい。

作品展は28日まで同博物館(月曜と11日休館)で行われ、3月17日から30日まで、中央区の市生涯学習センターに会場を移して開催する。いずれも無料(博物館の常設展示観覧は大人60円、小中学生30円)。
※千葉日報より抜粋
Posted by 神戸縄文土器クラブ at 20:15│Comments(0)
│制作中土器
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