縄文時代の女性の暮らし
2012年04月18日

【棚畑遺跡】八ヶ岳山麓の長野県茅野市米沢に位置し、縄文中期の遺跡で、1986年9月に大型の土偶が発見されました。この土偶は「縄文のビーナス」と呼ばれ、集落中央の小さな穴に完全な形で埋められていました。妊娠しているようなおなかをした豊満な下半身には、縄文人の豊穣を願う気持ちが表現されているといわれ、世界各地の古代遺跡から見つかる地母神「ヴィーナス」の一種と考えられています。高さ27cm。1995年に国宝に指定されています。
縄文人の暮らしは男性は狩猟に女性はドングリやトチの実などを採集、そして最大重要は子孫を残す事です。大変危険な事です、母親も子供も非常に高い死亡率です、平均寿命は男性も女性も14.6才という推計です、其れは高い乳幼児の死亡率のせいです。 15年以上生きた男16.1歳、女は16.3歳で平均寿命は31歳だそうです。

縄文人は美味しい物を食べていたそうで縄文時代前期ごろから温暖化が始まり豊富な食糧で主食は里芋や山芋、アワやヒエえごま、又豊富な魚介類そして弓矢や罠などで猪、鹿、狸や野鳥などを食べていたそうです。衣服についてもカラムシや麻糸で作った衣服で冬は毛皮の上着、縄文人は今なら高級紳士服、高級婦人服です。またアクセサリーもペンダントやクシそして素晴らしいデザインの腕輪などと耳飾り、縄文人は大変おしゃれで緑の翡翠が好みです
又この頃の翡翠 は新潟県と富山県の間の糸魚川だけでしか取れませんでしたが北海道~九州まで広範囲に渡って発見されて居ます!
Posted by 神戸縄文土器クラブ at 22:04│Comments(0)
│縄文時代 の人と土器
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。