目下制作中の土器を公開
2012年05月04日
神戸縄文土器クラブです。
現在陶芸教室で制作中の土器を御紹介します。

こちらの写真は土器の上半分の部分つまり口縁部、鶏頭冠把手と鋸歯状口縁があるのが特徴の火焔土器です。新潟県十日町市で発掘された国宝の土器をモデルにしています。

続いては下半分、すなわち胴(どう)と言われる部分の写真です。胴部上半部分にはS字状(斜傾)渦巻文、胴部下半部分には逆U字状文が描かれています。
写真では分かりにくいのですが、上半分については繊細な装飾がされているため見た目以上に相当な補強をしています。また本来野焼きで作られる縄文土器ですが、今回は窯で焼き上げるため1300度という高温に耐えうる構造でないとその自らの重量でへしゃげてしまうのです。
したがって、上半分よりも土台となる胴部分の強度もかなり強い構造で仕上げる必要があるのです。上下一度に制作できない理由もそこにあるのです。
次回はいよいよ上下を合体させた写真と窯入れの様子を御紹介したいと思います。
ご期待下さい。
現在陶芸教室で制作中の土器を御紹介します。

こちらの写真は土器の上半分の部分つまり口縁部、鶏頭冠把手と鋸歯状口縁があるのが特徴の火焔土器です。新潟県十日町市で発掘された国宝の土器をモデルにしています。

続いては下半分、すなわち胴(どう)と言われる部分の写真です。胴部上半部分にはS字状(斜傾)渦巻文、胴部下半部分には逆U字状文が描かれています。
写真では分かりにくいのですが、上半分については繊細な装飾がされているため見た目以上に相当な補強をしています。また本来野焼きで作られる縄文土器ですが、今回は窯で焼き上げるため1300度という高温に耐えうる構造でないとその自らの重量でへしゃげてしまうのです。
したがって、上半分よりも土台となる胴部分の強度もかなり強い構造で仕上げる必要があるのです。上下一度に制作できない理由もそこにあるのです。
次回はいよいよ上下を合体させた写真と窯入れの様子を御紹介したいと思います。
ご期待下さい。
Posted by 神戸縄文土器クラブ at 16:32│Comments(0)
│制作中土器
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