次回作にもご期待下さい(雪国の火焔土器)①
2012年06月04日
神戸縄文土器クラブです。
十日町市出土の国宝土器制作が一段落しましたので、次回作に取り掛かろうと準備をしております。
次回挑戦するのは同じく新潟県は「沖の原遺跡出土」の縄文時代中期にあたる頃に制作された、通称「雪国の火焔土器」と呼ばれる土器に挑戦しています。


装飾が細かいため、上部分と下部分は分けて慎重に別々に制作し、大きさなどを調整し、合体させます。

ご覧の通りかなりの高さがあります。前回制作した「十日町市出土の国宝土器」とほぼ同サイズです。この土器は、「火焔土器」としては退化した型ですが圧倒する迫力があります。雪国に住む縄文人の火に対する情念が現れていると考えられています。
【沖の原遺跡】
古くは代官清水遺跡と言われていた遺跡で、昭和47年より2年にわたり発掘調査が進められた。縄文中期の円形竪穴住居址をはじめ一辺10mあまりの長方形大形家屋址などが、広場を囲むように配置されていた。これを環状集落と言い、その直径は120mもある大規模な遺跡である。沖ノ原遺跡は雪国の縄文文化を考える上で極めて重要な遺跡であり、昭和53年には国史跡に指定され保存。出土した火焔型土器を始め1,686点が平成7年に県文化財(考古資料、指定名:沖ノ原遺跡出土品)に指定された。(新潟県観光公式ガイドHPより抜粋)
十日町市出土の国宝土器制作が一段落しましたので、次回作に取り掛かろうと準備をしております。
次回挑戦するのは同じく新潟県は「沖の原遺跡出土」の縄文時代中期にあたる頃に制作された、通称「雪国の火焔土器」と呼ばれる土器に挑戦しています。


装飾が細かいため、上部分と下部分は分けて慎重に別々に制作し、大きさなどを調整し、合体させます。

ご覧の通りかなりの高さがあります。前回制作した「十日町市出土の国宝土器」とほぼ同サイズです。この土器は、「火焔土器」としては退化した型ですが圧倒する迫力があります。雪国に住む縄文人の火に対する情念が現れていると考えられています。
【沖の原遺跡】
古くは代官清水遺跡と言われていた遺跡で、昭和47年より2年にわたり発掘調査が進められた。縄文中期の円形竪穴住居址をはじめ一辺10mあまりの長方形大形家屋址などが、広場を囲むように配置されていた。これを環状集落と言い、その直径は120mもある大規模な遺跡である。沖ノ原遺跡は雪国の縄文文化を考える上で極めて重要な遺跡であり、昭和53年には国史跡に指定され保存。出土した火焔型土器を始め1,686点が平成7年に県文化財(考古資料、指定名:沖ノ原遺跡出土品)に指定された。(新潟県観光公式ガイドHPより抜粋)
Posted by 神戸縄文土器クラブ at 09:15│Comments(0)
│制作中土器
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。