長野県「尖石・与助尾根遺跡」出土深鉢土器(縄文中期)
2012年08月02日
神戸縄文土器クラブです。
先日ご紹介した「八ヶ岳山麓に点在する遺跡群」の中から、次回作として「尖石・与助尾根遺跡」から出土した縄文時代中期のものと考えられる深鉢型の土器の復元制作を決定しました。
実は、既に「乾燥」作業に入っているのですが、その制作のプロセスを写真でご覧いただこうと思います。

土器の土台部分に当たる個所を先に制作します。一番のベース部分です。

土器の上部に当たる個所を別で制作します。後ほどこの頭頂部分と土台を合体させます。

土台部分と頭頂部です。しばらく乾かしてからこの二つのパーツを組み合わせていきます。

これがちょうど合体させた写真になります。頭頂部も結構な重量があるため、バランスを十分考慮し、合体時には補強など復元イメージを崩すことなく制作する必要があるため、非常に神経を使う作業です。

無事に合体作業を終え、装飾を施した写真です。この状態で約1週間乾燥させた後、「窯入れ」を行い焼きあがったのちに、釉薬を塗り再度1280℃で焼き上げます。この後の工程は後日ご紹介します。 お楽しみに!!
先日ご紹介した「八ヶ岳山麓に点在する遺跡群」の中から、次回作として「尖石・与助尾根遺跡」から出土した縄文時代中期のものと考えられる深鉢型の土器の復元制作を決定しました。
実は、既に「乾燥」作業に入っているのですが、その制作のプロセスを写真でご覧いただこうと思います。

土器の土台部分に当たる個所を先に制作します。一番のベース部分です。

土器の上部に当たる個所を別で制作します。後ほどこの頭頂部分と土台を合体させます。

土台部分と頭頂部です。しばらく乾かしてからこの二つのパーツを組み合わせていきます。

これがちょうど合体させた写真になります。頭頂部も結構な重量があるため、バランスを十分考慮し、合体時には補強など復元イメージを崩すことなく制作する必要があるため、非常に神経を使う作業です。

無事に合体作業を終え、装飾を施した写真です。この状態で約1週間乾燥させた後、「窯入れ」を行い焼きあがったのちに、釉薬を塗り再度1280℃で焼き上げます。この後の工程は後日ご紹介します。 お楽しみに!!
Posted by 神戸縄文土器クラブ at 18:32│Comments(0)
│制作中土器
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