次回復元制作予定の土器ご紹介
2013年08月09日
神戸縄文土器クラブです。
暑い日が続きますが、もう少しで涼しくなると信じて日々研究を重ねております。
次回復元制作をする予定の土器をご紹介したいと思います。

この本を本屋さんで発見し、インスピレーションを受けたのがきっかけでした。


北海道北斗市茂辺地出土の「人形装飾付異形注口土器(ひとがたそうしょくつきいけいちゅうこうどき) 」です。
この「原史美術」という本の中に紹介されている写真では正面からの情報しかなく、復元するには材料が少なすぎました。が、いろいろと資料を集めて行くうちに正面だけでなく背面側面などの資料も見つかり、なんとか復元作業に入れそうです。
【人形装飾付異形注口土器】(ひとがたそうしょくつきいけいちゅうこうどき)
北海道北斗市茂辺地出土
高18.0cm
縄文時代(後期)
前2000-前1000年
重文
ドーナツ形環状胴部の上にブリッジ状の中空体を作り,さらにその頂部に筒状の口頸部を設け,底部に小さな円台を付けた形。注口は環状胴部に位置するが,欠損している。器面の相対する位置に土偶と共通する二組の人面を描くと同時に,北海道南半部における後期末縄文土器の文様装飾の特徴である磨消縄文・三叉文・小突起などを施した造形の見事な土器である。
暑い日が続きますが、もう少しで涼しくなると信じて日々研究を重ねております。
次回復元制作をする予定の土器をご紹介したいと思います。

この本を本屋さんで発見し、インスピレーションを受けたのがきっかけでした。


北海道北斗市茂辺地出土の「人形装飾付異形注口土器(ひとがたそうしょくつきいけいちゅうこうどき) 」です。
この「原史美術」という本の中に紹介されている写真では正面からの情報しかなく、復元するには材料が少なすぎました。が、いろいろと資料を集めて行くうちに正面だけでなく背面側面などの資料も見つかり、なんとか復元作業に入れそうです。
【人形装飾付異形注口土器】(ひとがたそうしょくつきいけいちゅうこうどき)
北海道北斗市茂辺地出土
高18.0cm
縄文時代(後期)
前2000-前1000年
重文
ドーナツ形環状胴部の上にブリッジ状の中空体を作り,さらにその頂部に筒状の口頸部を設け,底部に小さな円台を付けた形。注口は環状胴部に位置するが,欠損している。器面の相対する位置に土偶と共通する二組の人面を描くと同時に,北海道南半部における後期末縄文土器の文様装飾の特徴である磨消縄文・三叉文・小突起などを施した造形の見事な土器である。
Posted by 神戸縄文土器クラブ at 20:06│Comments(0)
│制作中土器
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